2体-2体反応ならmandelstam

5.5に手をつけるが,断面積の計算で意外に手間取る.
2体-2体反応ならmandelstam変数をフルに使ったほうが楽だということが分かった.
始状態の運動量がp_1,p_2で,終状態がk_1,k_2なら,
p_s = p_1+p_2p_t=p_1-k_1p_u=p_1-k_2
s=p_s^2t=p_t^2u=p_u^2などと置いておく.
ベクトルの内積s,t,uと質量を用いて書けるから,
反応のチャンネルによって,s,t,uを用いつつまとめるようにする.
あと,s+t+u= \sum_i m_i^2がすごく便利.


もうコンプトン散乱の断面積も苦にせず計算できるだろう.