くりこみ群

来週からpeskinゼミが始まるので,大急ぎでpeskinを読まなきゃいけなくなった.


ラグランジアンにcounter termを付け足して無限大を吸収することができるのは,くりこみ可能な相互作用に限られる.
くりこみ群の考え方では,どんなラグランジアンを用意しても,波数の大きい領域を積分していけば,くりこみ可能な相互作用しか残らない.
また,実効的な結合定数の挙動についても,定性的に調べる事ができたりする.
詳細によらず本質的な性質を抽出したいという視点,ということになるのだろうか.