5.5, 5.6

ポジトロニウムはあきらめて,5.5と5.6に手をつけていた.
2日ほど粘ってようやく完答.解答がついてないから,途中式の計算があっているのか分からないのがツライ.


5.5について.電子・陽電子対消滅反応においてエネルギーを相対論的極限まで上げてゆくと,前方散乱と後方散乱に鋭いピークがでる.その解析.
前方散乱では,t-channelが主な寄与.プロパゲーターの粒子が実に近づいてゆくからだ.
小問でプロパゲーターの分母がm^2/sのオーダーより小さくならないことを示せ,という問題があったのだが,実際に計算してみると最小値はm^2程度であることが分かる.
これは,sを固定していると思ってm^2を小さくとるという意味なのだろうか.そう考えれば,m^2= s (m^2/s)だし.いまいち題意が分からなかった.


あと5.6.別にこんなまわりくどいやり方しなくても,普通にガンマ行列のトレースとる方が絶対楽だよ.