群環体
買ったままで本棚の肥やしになっていた本を読み出す.
- 作者: 新妻弘,木村哲三
- 出版社/メーカー: 共立出版
- 発売日: 1999/02/01
- メディア: 単行本
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群のことは知っていることにして,環のところを読み進める.
イデアル.なるほど役に立つじゃないか.最初はなんでこんな概念を持ち出すのかよく分からなかったが.
群にしても環にしても,そのなかにある部分群(正規部分群とかイデアルとか)を準同型写像で潰してみるというのが,構造の調べ方の基本なのだろう.また,そのような,性質を程よく残す対応付けを用いることで,いろんな群や環の関連を調べる事ができる.